景子嬢・本仮屋ユイカ嬢共演の「Dear Friends」DVDは2007年7月21日発売です.劇場公開時に見逃しているので,ぜひゲットしたいところです.
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ということで,「Dear Friends」DVDをゲット.派手なディスクが印象的だったのでスキャンしてみました.(笑)
景子嬢が演じる主人公の少女は,友達は必要なときだけ利用すればいいと言い放って問題行動を繰返し,家庭では親を親とも思わぬ態度で荒みきった日々を送っていましたが,突如病魔に襲われて入院.過酷な闘病生活に苦しんでいるときに出合った,顔も覚えていなかった地味な同級生(本仮屋ユイカ嬢)との交流を通して,主人公の少女は友のために頑張ること,誰かのために生きることの大切さに気付く……といったストーリー.
とにかく物語の前半,入院してユイカ嬢たちに出会い心境が変化するまでは,景子嬢が演じる主人公の少女の言動はことごとく不愉快極まる,2chで言うところの“DQN”を具現化したような感じでした.映画を見てこんなにムカついたのも久しぶりです(笑).「チェリーパイ」で景子嬢が演じたいとおしいパティシエ少女との激しい落差に驚きますが,それだけ景子嬢がそれぞれのキャラクターをしっかり演じているということかもしれません.
物語の後半は,景子嬢とユイカ嬢の絆を軸に,それぞれが抱える苦しみを絡ませて一気に「泣かせ」に入ります.話の作りがややあざといような感じがしなくもないですが,景子嬢・ユイカ嬢の熱演には拍手を送りたいです.
この映画で新鮮かつ印象的だったのが,ショートカットの景子嬢.こういう髪形の景子嬢は初めて見ましたが,なかなか似合っていてカッコイイです.
景子嬢の無二の友人を演じたもう一人の主人公,本仮屋ユイカ嬢.地味で不器用だけど,一途で健気な,とても心優しいキャラクターでした.
実写版セラムンで共演していた黄川田将也氏が,クラブのDJ役で出演していました.景子嬢に惚れて交際を迫りますが,後味の悪い別れ方をしてしまいます.観客に良い印象を抱かれない,損な役回りかも.それはさておき,安座間美優嬢を差し置いて景子嬢に交際を迫るというのはいったいどういうことだ.(笑)
いきなり話が変わりますが,「Dear Friends」DVD購入と同時に「大空のサムライ」のDVDも購入し,「大空のサムライ」→「Dear Friends」の順に続けて鑑賞したのです(我ながら凄い組み合せだ).このとき,偶然にも両方の作品に出演している女優さんがいることに気付き,ちょっとびっくりした次第です.
上掲左画像:「大空のサムライ」,(1976年,大観プロダクション),ジェネオンエンタテインメント(株),GNBD-1359.
上掲右画像:「Dear Friends」,(2007年,「Dear Friends」制作委員会),東映ビデオ,DSTD02701.
で,この方が両作品にご出演の大谷直子さん.上掲左画像が「大空のサムライ」での従軍看護婦役,上掲右画像が「Dear Friends」で景子嬢が入院した病院の婦長役です.31年かかって婦長に出世したのかぁといった冗談はさておき,これだけの期間,第一線で活躍を続けられていることがすごいです.
ちなみに大谷直子さんは1968年の岡本喜八監督作品「肉弾」がデビュー作で,何故かこのDVDも手元にあります.「肉弾」では,この時まだ高校生だった大谷さんの鮮烈なヌードが印象に残ります.別に大谷さんのファンというわけではないのですが,ずいぶん脱線してしまいました.(^_^;
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コミケカタログを買いに行った書店にて偶然見つけた雑誌「De-View」からの抜粋.景子嬢が表紙&巻頭グラビアを飾っています.雑誌などの紙媒体でも色々活躍しているのだと思いますが,とてもフォローしきれないので目に付いたものをチェックする程度に止まっています.
見開き2ページにわたる写真をそれぞれスキャンして合体,綴じ部の画像欠落部を補完して仕上げました.力尽きました.(笑)
美しい……イイですねぇ.
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