北川景子 / Misc. 3


映画「水に棲む花」DVD
ポニーキャニオン, PCBE-52364
2006/09/20


2006年公開の映画「水に棲む花」のDVDを購入. 主演はあの前田亜季ちゃん.亜季ちゃんと景子嬢の共演とあらば,とりあえず買わねばなりません.

パッケージには「新世代伝奇ファンタジー」と銘打ってありますが,まあ,幻想的伝奇モノ,わずかにホラー風味といったところでしょうか.林間学校の帰りにバスが水中に転落し,バスに乗っていたクラスの生徒は一人を除いて全滅.何故か一人生き残った亜季ちゃんには異変が生じ,背中に花模様の痣があらわれ,異常に水を欲する身体になってゆく.そんなある日,景子嬢が転校生としてやってくる.何故か亜季ちゃんは景子嬢に命を狙われ,やがて水にまつわる伝説の渦中に巻き込まれてしまう……といった話.

うーん,正直なところ映画としては「チェリーパイ」や「Dear Friends」に比べると見劣りする感が否めないですなぁ.見終わった後,「……それで?」という感じになってしまいます(苦笑).景子嬢が出演していなければ,あるいは亜季ちゃんの水着姿がなければ,見なかったであろうと思われまする.

景子嬢は水に棲む者として登場.当初は亜季ちゃんの命を狙っていましたが,最後にはおそらく自ら滅びを選んだ,悲しい運命のキャラクターでした.

しかし,何と言っても強烈なインパクトがあったのは上掲の景子嬢登場シーンです.プールの水面上に目を出した状態で亜季ちゃんを睨み付け,サッと水中に没して消え去るこのシーンは不気味でした.水面に目が映ってヨツメウオ状態になっているのがコワイ.(笑)

さて,この映画の重要な見所は,萌えポイントは,やはり前田亜季ちゃんの水着姿です.すっかり成長したなぁと感無量なのです.景子ちゃんゴメン.






この作品で,亜季ちゃんはかなり長い時間をかけて,着衣・水着での水中撮影を行ったようです.かつて,NHK教育の「天才てれびくん」番組内で人工的に波を起こすプールで泳いだときに,波に巻かれて溺れかけ,思わず泣いてしまった小さな亜季ちゃんを記憶している者としては感慨深いです.


上掲画像が,そのNHK教育「天才てれびくん」にて,波のプールで泣いちゃった亜季ちゃんです.放送年月日は不詳ですが,1996年か1997年のはず.ちなみに右側の男性は当時「天才てれびくん」のMCだったキャイ〜ンの天野ひろゆき氏です.

ところで,驚愕したのは,亜季ちゃんが景子嬢よりも年上だという事実です.亜季ちゃんは1985年生まれ,景子嬢は1986年生まれなのですが,この映画のキャスト紹介を見て初めてこの事実に気付きました.私の脳内ではどうしても亜季ちゃんは子役時代の可愛いイメージが強く,それに引きずられて亜季ちゃんの方が年下のような印象を抱いていました.


もうひとつ驚愕したのが,亜季ちゃんの同級生としてみひろ嬢が出演していたことです.あのみひろ嬢ですよ.何と申しましょうか,亜季ちゃんとみひろ嬢が同じクラスに居るのがどうにも納得いかんのですよ(笑).それは違うと思うのですよ.勝手な思い込みですが.(^_^;



映画「サウスバウンド」チラシ
2007/09/22


2007年10月6日公開の映画「サウスバウンド」に出演です. 景子嬢は豊川悦司さん・天海祐希さん演じる夫妻の長女の役で出演.



ザ・テレビジョン, Vol.24-No.41, 角川ザテレビジョン
2007/10/12

映画「サウスバウンド」紹介記事


この映画で天海祐希さんと景子嬢は母娘の関係なのですが,よく考えたら宝塚版ムーンと実写版マーズの母娘ですね.



映画「サウスバウンド」
2007/10/14

映画パンフレット・CAST紹介



映画「サウスバウンド」のパンフレット抜粋です.空と海の青さが印象的な,シンプルかつ美しいパンフレット表紙です.景子嬢の紹介およびコメント部分を以下に再録.

『北川景子/上原洋子: 1986年8月22日生まれ.兵庫県出身.昨年「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」(06)でハリウッドデビューを果たしたことが話題となる.その後「間宮兄弟」(06)や「そのときは彼によろしく」(07),「Dear Friends ディア フレンズ」(07)等と次々と映画に出演し,今最も注目を集める若手女優である.10月スタートのドラマ「モップガール」(TV朝日系列)で主演.本作品では,父親・一郎に反発しながらも,弟と妹には優しいしっかり者の姉・洋子を演じている.』

『COMMENT: 洋子は,東京にいるときは格好つけている部分があるけど,沖縄ではそれが取っ払われて,のびのびしたキャラになっていく.そういう部分を意識して,演じました.豊川さん,天海さん,修斗,梨菜ちゃんと,みんなで本当の家族みたいに仲良くなれたことが,お芝居の面でもプラスになったと思います.そして,上原夫婦を見て,過激ではあるけれど素直な気持ちを忘れない大人っていいなと思いました.』

いや,面白い映画でした.共に元左翼過激派の闘士であった豊川・天海夫妻の破天荒ながら真直ぐなキャラクターがイイです.ラストシーンは実際にはちょっとあり得ないファンタジーですが,それもまた良し.景子嬢は,当初は父親に反発して一人暮らしを始め,西表島行きも拒否していたため,しばらくの間家族と別行動となります.その結果として画面に出る時間が少なめになったのが残念ですが,いいお姉ちゃんを好演してました.しかし,何より印象に残ったのは末娘を演じた松本梨菜ちゃんです.「ウチのお父さんは元過激派でアナーキストなの」と(その言葉の意味を知ってか知らずか)誰彼構わず無邪気に,やや誇らしげにしゃべる様子が愛らしくて最高です.


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