北川景子 @5LDK


5LDK [フジTV系]
2009/07/09


TOKIOが司会を務めるトーク番組に景子嬢がゲスト出演していました.今回のこの番組はまさに“北川節”全開で景子嬢の魅力が凝縮された必見の永久保存版であり,実に面白いものでした.それでは行きましょう.

“若手人気女優”の景子嬢.2008年の「太陽と海の教室」,そして2009年の「ブザー・ビート」と,2年連続で「月9」ドラマのヒロインを務めることが紹介されていました.オリコン調査によれば,景子嬢は2008年期待の若手女優第1位だったのだそうです.で,2009年は? (^_^;

景子嬢は休みが嫌い? 景子嬢曰く「仕事がない方が心配」だそうです.収入や生活の面で心配なのではなく,休みがあっても何をしたらいいのかわからないのだとか.定年退職後のおっさんみたい(笑).「MORE」誌で「エネルギーのすべてを仕事に注ぎたい」と語っていた景子嬢らしいです.

映画やドラマで多忙な景子嬢,最近1ヶ月間の休みは1日ぐらいという状況だそうです.すごいですなぁ.その貴重な1日の休みも,起きたら夕方だったので翌日の台本を読んでまた寝たのだそうです(笑).台本を航空・軍事雑誌に変えたら日曜日の小生そのものではないですか.(^_^;

「趣味……ない!!」と言って笑っています.「趣味」から「ない!!」に至る間が絶妙で面白いです(笑).それはさておき,読書やDVD鑑賞は趣味のうちに入らないのでしょうか.以前,「with」誌で読書を趣味のひとつとして挙げていたような気がするのですが.

お次は景子嬢の自宅をTV初公開.上掲左画像は寝室のベッド周辺を写した写真です.恥ずかしくなった景子嬢,「早く(画面を)変えて下さい!!」と言っています.カワイイ.(笑)

レイによってVTRや写真を見るときだけ眼鏡をかけている景子嬢ですが,眼鏡をかけたり外したり忙しそうでした.眼鏡が似合う眼鏡美人なんだから,トーク・バラエティ番組ではずっと眼鏡をかけていればいいのに.もちろん,眼鏡はSEED 「Vivid moon」で.(笑)

景子嬢はメインクーンという種の猫 “ジル” を飼っているのですが,たてがみのようなフサフサした毛を持つ一般的なメインクーン種に比べると,景子嬢のジルは毛並みが貧相な感じがします.その点をTOKIOから問われた景子嬢,絶妙の間を置いて「へえっ?」って.(笑)

きょとんとした表情で固まった無言の状態から,やや不安げなフニャっとしたリアクションまでの行間に,「へえっ!? どういうこと? 毛がフサフサって何? うちのジルは変なの? 問題あるの?」という戸惑いが感じられて可笑しかったです.景子嬢のこんなリアクションは初めて見た気がします.面白いです.可愛いです.萌えます.(^_^;

続いて景子嬢宅のDVD棚が画面に映ります.以下,会話を採録.

TOKIO:「SAWとか観るの?」
景  子:「そうですね!!」
TOKIO:「(爆笑)」
景  子:「(???)」
TOKIO:「SAWだけに,そうですね!!」
景  子:「(!!!) あっ!? あぁ,そういうことだったんだ……」
TOKIO:「(爆笑) 今気付いたんだ」

景子ちゃん,ちょっと気付くのが遅いよ(笑).そして,気付いてからも無意識に畳み掛ける景子嬢.(笑)

ここで幼少期からデビューに至る半生の話題に.小さい頃は医者になりたかったという景子嬢,自ら望んで進学校を受験(中学受験)したとのこと.このへんはもうおなじみの話題ですね.

その後,高校時代にスカウトされ,「SEVENTEEN」のモデルとしてデビューすることに.上掲左画像は2003年11月の「SEVENTEEN」誌より,デビュー当時の景子嬢です.モデルになってからは身体を絞ることを求められ,一時は体重30kg台になったこともあるのだそうです.大変だなぁ.

ところで,景子嬢はたしか「SEVENTEEN」のモデル決定とほぼ同時に実写版セラムンの出演も決まっていたかと思いますが,今回は実写版の話は出ませんでした.ちょっと残念.(^_^;

今度は2009年3月に卒業した大学の話になり,TOKIOメンバーが適当なキャンパスライフ妄想トークを展開.テキストやノートをベルトで十字に縛って肩に担いでいるような学生はいないのかと問われ,一言の下に否定する景子嬢(笑).実際,本・ノートを剥き出しで縛って運ぶなんて不便でやってられないですよね.どこでああいうイメージが生まれたんでしょうか.

この後,大学の学友であり,「ブザー・ビート」共演者でもある山下智久氏から景子嬢の人となりを語るメッセージVTRがありましたが,特筆すべき話題は無かったので割愛します.

こちらの画像は映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」より,ハリウッドデビューとなった二十歳当時の景子嬢です.

「ワイルドスピードX3」への出演が決まったときは,ハリウッドに行きたくなくて実家のお母さんに泣きながら電話したそうです.その「行きたくない理由」が面白いです.

第一の理由は,そもそも海外に行くこと自体が初めてで不安があったということで,これはよく理解できます.続く第二の理由が傑作です.曰く,「高いところが大嫌いで,その地に足が着いていない感じがイヤで,だから陸路が好き!!」なのだそうです.(笑)

おそらく,多くの人は「飛行機が嫌い,怖い」と表現するであろうところを上記のように語る景子嬢が大好きです.「陸路」という言葉を選択するセンスが最高です.ところで,海路はどうなのかな? (^_^;

映画「間宮兄弟」での共演以来,親交のある塚地武雅氏(ドランクドラゴン)からも景子嬢の人となりを語るメッセージVTRがありました.そのVTR内容を受けて,景子嬢の人見知りな性格が話題となります.

人と仲良くなるのに時間がかかるという景子嬢.ドラマ撮影の1クール3ヶ月程度では仲良くなれないのだとか.プライベートで親交を持つまでには1〜2年の時間が必要だと語っています.でも,「ブザー・ビート」で共演の貫地谷しほり嬢なんかはすぐに仲良くなったように見えますけどね.

TOKIO城島リーダーから,「じゃあ,この30分番組で(TOKIOメンバーと)仲良くなることは無理?」と問われた景子嬢,間髪入れずに,

景  子:「そうですね!!」

って.一瞬の躊躇も一点の迷いも無し(笑).上辺だけでも良く見せようとか取り繕うとか,あるいは逆にウケを狙うとか,そういったことは考えもせず,ただ景子嬢なりに普通に真面目に答えた結果こうなっている感じです.そこがまた良いです.

一方で,「ドラマ共演者から連絡先を聞かれたら断らないのか?」という質問に対しては「断らないです!!」と即答していました.ガードが固いんだかオープンなんだか(笑).要するに,来る者は拒まないけど自ら親しくアプローチできるような関係になるには時間がかかるということですかね.

次は初恋の話や恋愛観について.高校2年までは地元の女子高に通っていた景子嬢ですが,高校3年に都内の共学校に転校し,そこで初めて告白されたのだそうです.「日経エンタテインメント!」誌の2008年8月号でもこの初恋の件をちょっとだけ話していましたね.

しかし,告白されたときの景子嬢の感想がまた最高です.「私みたいな人を好きですか?」って.(笑)

でも,初恋の人と観に行った映画が何だったかは忘れちゃった(笑).一瞬無言のまま視線が宙を泳いで,一生懸命に記憶の糸をたどっている様子が可笑しかったです.(笑)

「やっぱり最初は友達から入ることが多いんですけど,友達になって,真面目で仕事熱心で面白い人なんだなと思ったときに,自分からは絶対に行かないので,相手から来られると,あぁ,この人,私のことを好きってことはすごくいい人なのかも知れない……って,好きになってしまう」

私のことを好きってことはいい人なのかも……名言です(笑).景子嬢は気になる男性がいても自らアプローチすることはできないようで,「好きになるけどいき方がわからない!!」のだとか.これも名言.(^_^;

男性に自分からアプローチできない件については以前から語っていまして,例えば「mini」誌2009年6月号では「恋愛に関しては草食系なので,肉食系男子に来ていただきたい(笑)」なんて言っていましたね.

ついに来ました料理の話題.「料理の話,来ちゃったー」みたいな景子嬢の表情が最高です(笑).これまでに様々な場で何度も「料理嫌い,料理はしない」と語っている景子嬢曰く,「料理と片付けに数十分〜一時間ぐらいかけて,食べるのはわずかに十数分,時間の使い方が実に非合理的」だそうです.それを言っちゃあおしまいだよ,景子ちゃん.(笑)

ということで,食事は弁当やカップラーメンでいいという景子嬢.それじゃあ休日の小生の食事みたいじゃないですか(笑).ちなみに景子嬢が好きなのはオリジン弁当だそうです.よくわからないので調べてみたら,兵庫県より西にはオリジン弁当店舗が無いようです.道理で知らないはずだ.

※追記:そういえば,景子嬢は「smart」誌2009年6月号の付録で「得意料理は?」との問いに対して「チャーハンが作れるようになった」と答えていました.チャーハンは合理的なのかな.(^_^;

そして,ここで本日最後の名言です.タクシーにはあまり乗らないという景子嬢ですが,その理由はと言えば,

景  子:「閉塞的な空間にその日初めて会う男性と二人でいるっていうのがイヤなんです」

ということだそうで.気持ちはよくわかりますが,「閉塞的な空間」という言葉のチョイスにシビれます(笑).TOKIO城島リーダーが「番組始まって以来のテロップやで」と言って笑っていました.(笑)

最後の最後に一応「ブザー・ビート」の番組宣伝もあり.

いやー,実に面白い30分間でした.これでこそ北川景子.素晴らしい.このところ景子嬢の公式 Blog の記述がだんだん薄味になってきたように感じられて物足りなかったのですが,今回の放送では以下のような数々の名言を聞くことができてお腹いっぱいです.(笑)

◆「仕事がない方が心配」

◆「休みが1週間あると何をしていいのか……」

◆「趣味……ない!!」

◆「陸路が好き」

◆「私みたいな人を好きですか?」

◆「私のことを好きってことはいい人なのかも」

◆「好きになるけどいき方がわからない」

◆「オリジン弁当が好き」

◆「閉塞的な空間にその日初めて会う男性と二人でいるっていうのがイヤなんです」

今回の放送は,おそらく,今後北川景子嬢のキャラクターを語る際には必ず参照すべきバイブルとなるのではないでしょうか(笑).それほどまでに彼女の個性と魅力が満載の30分間でした.



ザ・テレビジョン, Vol.26-No.27,
角川マーケティング
2009/07/10

5LDK [フジTV系]
2009/07/09
番組紹介記事


5LDKの紹介記事.「休みをもらっても何していいか分からないので,休みは無い方がいい」と北川節全開です.


[HOME]